無骨なエレベーターのドアがのっそりと開くと、あたり一面は灰色の大地だ。これから人生初の月面散歩に出かける。一歩一歩踏み出してみると、体重は地球より随分軽いはずなのに、宇宙服はゴワゴワしていて歩きづらく、軽快なんだけど窮屈なような、妙な感じ…
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